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生理の貧困を考える会おきなわ活動応援金 絶賛募集中

はじめての方へ

生理の貧困を考える会おきなわのHPをご覧いただきありがとうございます。
ご覧いただいているあなたは、「生理の貧困」についてどうお考えですか?

活動のきっかけ

母子家庭で小学高学年、高校生の女子を2人育てている女性が、地域の社会福祉協議会から、大量の生理用品をもらってきているのをみたことが、この問題に取り組むきっかけとなりました。経済的に厳しい家庭に生理用品を無料配布してくれることは非常にありがたいことです。私も誰かの助けになりたい!大人は自分でもらいに行けるけど、子ども達は??と思い、子ども達の為に活動しようと決めました。

生理の貧困は経済的貧困だけを指しているのか?

当初、「生理の貧困」という言葉は、経済的貧困を指しているのだと思っていました。
しかし、いろんな人の話しを聞いているうちに、それだけはないことがわかってきました。

\\情報の貧困// \\知識の貧困//

この2つがかなり問題だと感じています。

確かに今の世の中は情報があふれています。が、その情報が正しいか正しくないかを判別するためには知識が必要です。知識がなければ、検索もできません。では、だれから知識を得るのか?それは身近にいる女性、学校ではないでしょうか。しかし知識を与える側である大人の中には、恥ずかしがって教えない人も。学校で教えるから別に自分が言わなくても・・・など。では、学校ではどのくらい教えてくれているのでしょう?多くは4年生から年1~2回、授業で教わる程度です。その時間で果たして知識として身に付くのでしょうか・・・?そして、いまだに男女別で授業を行うところも。
生理のことを知ることは、自分の体を知ることに繋がります。男女一緒に学ぶことで、相手の体を知る、それは労わる心を養うこともできます。これは、「性」の問題にも繋がります。偏った知識や情報を鵜呑みにして、自分のいいように解釈することが若年性妊娠という結果を招くと考えています。大人側が正しい知識を身に着け、情報を子ども達に届ける必要性を感じています。

学校のトイレで困っている子ども達

もちろん、生理の話しもできる!という家庭環境の方はいいのです。
が、そうじゃない子ども達がいることも知ってほしい。
実際に、親に生理のことを話せず、ナプキンを買ってほしいと言えない子どもがいることも知ってほしい。

例えば、父子家庭。
異性の親子では、どちらからも生理の話しをしづらい現状があります。究極の理想は、父と娘が生理の話しを共有できることなのかもしれないですが、それには、かなりの教育が必要になり、時間もかかります。以下は今父子家庭の子ども、昔父子家庭だった方のコメントです。

・お父さんには生理になったって言いづらい
・おこづかいがほしいと言って何に使うのって聞かれたら困る
・お父さんに半年間言えなかった

すごく難しいですよね。でもね、驚くことに、これは何も父子家庭に限ったことではないんです。
なんと、ネグレクト、ヤングケアラーなど複雑な家庭環境の子ども達も同じように、保護者に生理用品を買ってほしいと言えないというのです。

そのような子ども達がもっとも困るのは学校生活!!
今、学校で生理になると自分で持っていない子どもは、友達からもらう(借りる)、保健室にもらいにいく、トイレットペーパーでしのぐ、のいずれかです。トイレットペーパー?えっ?漏れるよね?って思いましたか?でも、実際にぐるぐる巻きにして使っているのです。それをトイレに流すとつまりの原因にもなり、そこも問題・・・
もともと、何らかの事情で生理用品が手に入らない子ども達をどうにかしたいと思い、学校のトイレに生理用品の設置を依頼してきました。

学校のトイレに生理用品を置くのはSDGsの観点からも!

取組みを進めるにつれ、学校のトイレに生理用品を設置するのは、問題がある生徒のためだけでいいのか?そもそも何故、トイレットペーパーは当たり前に設置されているのに、生理用品は個人で持ってこなければならないのだろう・・・と。だって、生理も尿や便と同じ生理現象の一つです。むしろ、尿や便より大変なのは、いつ生理が始まるのかわからないことが多い事。そして、1回でると、数日間ずっと流れっぱなしであること。自分の力では止血することは困難な事。ホント、大変なんです。なので、私は、これは生理の貧困の問題ではなく、女性の人権の問題なのではないか、と考えるようになりました。私がこの活動で掲げているのはSDGs1,貧困をなくそう、3,すべての人に健康と福祉を、4,質の高い教育をみんなに、5,ジェンダー平等を実現しよう、です。
学校のトイレに生理用品を設置することで、トイレットペーパーでの代用を防ぐこともできます。それは衛生的にもいい事です。また、生理用品がないことで授業に集中できないという声はかなり多く聞かれました。それは長い目で見れば教育格差に繋がります。
生理は女性特有の生理現象です。この生理があるからこそ、人類は繁栄してきているのです。大げさじゃなくね!!すごく大切にされる生理現象にも関わらず、歴史上、タブー視され続けてきました。昭和に子どもだった親世代も、平成生まれの子ども達も、生理に関しては同じことで悩んでいます。こんなに時代は進化しているのに・・・。今、ようやく、声を大にしてもいい時代になったのです。子ども達のために、学校のトイレに生理用品を設置する活動に尽力します。そして、貧困で困っている子ども達のために、子ども食堂や、児童館などへの寄付も続けていきます。
このHPを読んで下さっている皆様が、応援したい!という気持ちになってくださいましたら活動応援の月額プランもありますので、ご検討下さいね。よろしくお願いいたします。

生理の貧困を考える会おきなわ
代表 與儀育子(よぎいくこ) 


◎生理の貧困を考える会おきなわ 代表
◎パーソナルコーチング
◎イベント企画・運営(家族で楽しむFamily Space☆)
◎くもん教室指導者