生理の貧困と聞いて、どんな問題があると思いますか?
毎月当然のようにある生理。そして、当たり前に買っている生理用品。
それらを買うことが困難な女性がいる…
正直、知らなかった!!
昨年から続いているコロナで、いくつかのメディアが「生理の貧困問題」を取り上げるようになったことで初めて知りました。
知ってしまったときの衝撃たるや・・・
そして、この問題に取り組まないといけない!という使命感が芽生えました。
実際、行政はどんな取り組みをしているのだろう?と調べてみると企業や慈善団体、婦人会、いろんなところから善意の寄付が行われ、自治体を中心に無料配布が行われています。それで助かっている人がいるのは本当に素晴らしいことだと思います。
しかし、情報を入れてない家庭では、物品が届かない現実も…
親が仕事で忙しくてもらいに行けない、子どもに無関心、父子家庭、理由はさまざまかと思います。
学校のトイレに生理用品を設置する!
どちらにしても、一番の被害者は子ども達です。
子ども達にちゃんと届けるためには??を考えたときに
学校のトイレに生理用品を設置する!
ここに注力したいと思いました。
cafeや居酒屋の女子トイレには結構な割合で生理用品が設置されています。
これに何度か助けられたことは、女性なら誰しもあるのではないでしょうか?
そして、活動をし始めて行政や学校から言われたことは、
トイレの個室に生理用品を設置したら貧困じゃない子どもが持っていってしまうのでは?
ここで大きな疑問が・・・
情報不足からくる貧困もあるのではないでしょうか。
特に、小学校高学年の女の子は、親や友達にも生理が始まったと言いづらいと聞きました。そして、いつ生理が来るかわからないのもストレスです。自宅ならまだしも、学校で生理になったとき、不安になったという声をよく聞きます。大人でも急になったら不安です。
現状は保健室にもらいに行く、です。みなさんのお子さんの学校の保健室の場所はどのあたりにありますか?だいたい学校の端の方にあります(救急搬送しやすいようにとのことです)そして、高学年の教室は3階や4階にあることが多いです。10分の休み時間に、トイレに行き、生理になったとわかった場合、汚れた下着をはき、1階の端っこの保健室まで生理用品をもらいにいく、そしてまたトイレにいき下着につける、次の授業の準備もある。 現実的にどうなんでしょう?ましてや、担任が男性だとそんなことも言えず・・・
そんなときに、個室トイレに生理用品があったらすごく助かると思いませんか。
使い方は、養護教諭が年に1.2回してくれます。
が、それで本当に子ども達に知識として根付くのでしょうか??
使い方や捨て方がわからない、もちろん、家庭での教育が基本になるかと思います。
しっかり教育ができる家庭ばかりではありません。子ども達が約1週間の生理期間をストレスなく過ごすために、私達大人ができることは何だと思いますか??
個室トイレに設置することでポーチを持ち歩くときの男子の目も(からかいも)気にしなくて済む、急に始まった時に、慌てなくて済むと思います。
もちろん、基本的には、家からもってくることがいいです。けれども、現実的に困っている子ども達がいて、生理が来るたびにストレスを抱えて学校生活を過ごすのは、誰も望みません。
ぜひ、この現状を知ってほしい!!これまでオンラインでの開催でしたが、今後はリアルでのお話し会にします。スケジュールは下記を見て下さいね。オンラインはリクエスト開催にします♫
毎月1回のリアルでお話し会・お茶会の日程は↓↓↓
今回は下記について話しを進めて行く予定です。
- 生理の貧困問題とは??
- なぜ取り組む必要があるのか?
- 保健室の役割とは?
- 実際に取り組んでいる他府県の状況を紹介
- 行政ができること、私たちができることとは?
- 慎重派・反対派の意見とは?意見を出す大切さについて
もちろん、当事者のお子さんにも聞いてほしいし、意見を聞かせてほしいと思っています。
お母さんだけでなく、お父さん、そして、学校関係者、行政の方々、
言うなら、子どもに関わることをしている方すべてに聞いてほしい。
私が話しをさせていただいた後は、参加者の率直なご意見を聞いていく予定です。
毎週無料で開催してますので、ご都合の良い時にご参加いただければと思います。
一緒に子どもたちが安心して学校生活をおくれるよう、考えましょう!!